指導方針

Policy

1. 目的(指導理念)

  サッカーを通じて子どもが自立(自律)するための土台を築く手助けを行う

自立(自律)とは・・・①全てにおいて聞いたり言われて行動するのではなく、自分で予測、判断、実行ができ行動に責任が取れること。
           ②周囲に流されることなく、目標に向かいコツコツと努力を惜しまず我慢ができること(自分に負けない)

2. 精神面の指導(メンタル)

  • 忍 耐・・・最後まで諦めない
  • 情 熱・・・一所懸命に、常に前向きに取り組む姿勢
  • 研究心・・・目標を達成する(上手くなる)ためにはどうしたらよいか
  • 想像性・・・良いイメージをもつ
  • 向上心・・・チャレンジ精神
  • 判断力・・・自分の力で状況判断
  • 創造力・・・状況に応じたアイデア・ひらめき・造り出す力
  • やさしさ・・・思いやりの精神(チームワーク)

3. 生活面の指導(オフ・ザ・ピッチ)

  • 礼 儀・・・挨拶、感謝、話を聞く態度、フェアプレーの精神(敬意=リスペクト)
  • 協調性・・・チームプレー(団体行動)、コミュニケーションスキル
  • 整理整頓・・・身の回りの整理(用具整理)
  • 責 任・・・チームの中の自分の役割
  • 食 事・・・好き嫌いなく食べる(健康管理)
  • 準 備・・・物事を事前に考える=予測力→対応力=適応力

4. 技術面の指導(テクニック)

  • 将来役立つための基礎技術の習得をドリルトレーニングを中心として指導。
  • 小学生時に完成された内容は求めず、ゲームに必要な基本的な技術(蹴る・止める・運ぶ・観る・コミュニケーション)の習得を目指し、数多くボールに触れボールタッチの感覚を養う。戦術については必要以上に重きをおかない。

5. 『勝利』について

  • 『勝利』を最終目的にしているのではない。 ≠ 試合に出すことを保障する。
  • 試合において結果(勝利)だけを求めるのではなく、その過程(取組み)が大切である。
  • 「勝ちたい」「勝つためにはどうすればよいか」「勝つためには何をすればよいか」といった気持ちがチーム全員に自発的に芽生えるようにしたい。
  • チームの勝利のために自分自身がすべきことを考えることを求める。
  • 今結果が出なくても、将来自分の力で目標に向かって努力する人間を育成するために、ジュニア期の『サッカー技術の習得』や『勝利』は、その目標に向かっていくための非常に大切な『手段』のひとつである。
  • 短期的にはゲームの結果を考慮し、中期的にはゲームの質の向上を考え、長期的には個々の高い能力の習得を目指す。